Category: GIGAスクール
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2022年1月24日
メディアリテラシー
東洋経済ONLINEで「小学生から「メディアリテラシー」教育が必要な訳」という記事を見つけました。 初等教育に関わってきた身としては、本当に興味のある内容でした。情報を発信することが容易になった今、発信されている情報をどう受け取るかも非常に重要になってくると思います。いかにフェイクニュースに騙されないか、その見極める力は早めに持っておくべきでしょう。 楽しければ書き込みする、楽しければ拡散する、日常的にそのようなことが起こりえるこの世の中。本当に目にした情報が正しいのか、疑う力が必要ですね。 この記事でも書かれていますが、今の大人がそもそも教育を受けていない内容です。それは、時代の変化であり致し方のないことです。でも、その状態を真摯に受け止め、今の若者達と一緒に考えていくこと、それが大切であり、大人が変わっていく必要がある事だと思います。 情報化社会になっている、今だからこそ、大人も変われる・一緒に考える良いチャンスなのかもしれません。
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2022年1月11日
デジタル教科書の動向
朝日新聞の記事で、「デジタル教科書、新年度から全小中学校に配布 まずは「外国語」から」というものがありました。 それによると、新年度は外国語と希望する学校はもう1教科配布するそうです。確かに、外国語は意味があると思います。なぜなら、デジタル教科書のメリットである、デジタルコンテンツを有効活用できる教科であるからです。特に、音声が入り自分のペースで聞けることは、外国語の学習で確実に効果が出てくると思います。これは、先生たち(特に小学校)にもありがたいことだと思います。追加のもう1教科は、何が多くなるのか。国語、算数・数学あたりかなと個人的には思います。実際、私も使ってみての実感では、国語がかなりの効果を発揮します。本文を抜き出し、自分の考えをまとめるテーブルとして使えるデジタル教科書は、文章を読み解いていくうえで便利です。 このような便利なデジタル教科書も、文部科学省の実証事業ではクラウドベースでの運用となっています。実はここが問題なのです。確かに、毎年の更新、掲載内容の不具合の修正等はクラウドベースの方が容易です。ただ、学校のネットワーク環境(特に学校から外部への回線)がボトルネックになり、通信が思うように行かないことが、起こってしまっています。これに関しては、クラウドベースにするにしても、ブラウザでの表示ではなく、専用のクライアントソフトを用意して、そこにデータをキャッシュできるようにすることで、かなり解決できると思います。このような仕組みをしっかり作ってから行わないと、結局「使おうとしたけど上手く動かなかった→授業が進まない→使わなくなる」という悪循環になります。なんとしてもこれは避けないといけないですね。 ちなみに、私はデジタル教科書はクラウドベースではなく、あえてローカル環境にインストールすることをオススメしています。それは、上記の様にネットワークの環境に依存しないからです。もちろん、年度の切り替えのタイミングで教科書データのアップデート等が必要になり、管理コストが増えるかもしれません。そこは我々のような企業にお任せ下さい。それぞれの規模・内容に合わせたご提案をさせて頂きます。
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2021年12月23日
GIGAスクール端末の年度更新
文部科学省から、「1人1台端末の年度更新について」という資料が出てきました。 1人1台の端末の年度更新作業はしっかり計画を立てて行う必要があるものです。しかも、工数が結構かかる内容です。この部分の工数を計算しきれていないで導入しているところもあるかもしれません。 特に、アカウントの削除、追加は慎重に行わないといけないこと。また、学校等で端末を保有していて別の児童・生徒に貸し出す場合は、どういったリカバリーを行うかでかなりの工数が変わってきます。こういったノウハウは、実際に色々なパターンを経験して蓄積されていくものです。 会社設立は最近ですが、私は、GIGAスクール構想が計画される前から、学習者用端末の年度更新、アカウント管理を行ってきました。その経験を活かして三光EDX合同会社では、お客様の実情に合わせた年度更新作業代行、計画立案、アドバイス等を行います。お気軽にご相談ください。
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